久しぶりにレッスンの話です。
今年に入ってからも週一でレッスンには行っていたのですが、それほど大きな変化もなく進んでいたので、記事にはしていませんでした。今日のレッスンは先生とたくさん話し、小さな変化があったので、書いておこうと思います。
まずは、リズムがとれない問題。
テンポやリズムを刻むときに無意識に首を振っているから、リズムに遅れてしまう。
首を振らないように意識すると、いつもより、なんかすっきりと音が聴こえてきた。
じゃあ、今度は意識して首を振ってみてって言われて、やってみると
全然弾けない。どんどんテンポが遅くなって、乱れていく。え~!そういう問題?
足でリズムを刻むときは、かかとですると体が揺れてしまうので、つま先でやるといいと言われたのだけど、なんか不器用でぎこちない。
テレビとか動画とか見ながらやるといいよって言われました。
そして、タイトルにも書いた、目標設定が低すぎる問題。
話しの流れの中で、もう少し背伸びして難しい曲を弾くようにするといいって言われました。
でも、去年の発表会は自分なりに背伸びして、2、3年後に弾こうと思っていた曲(デュセックのソナチネ)を自分で選びました。
今年の発表会の曲も、これが弾けたらピアノやめてもいいと思えるぐらいに背伸びして選びました(K.545)。
そしたら、先生に驚かれました。
いや、もしかしたら、この記事を読んでいる方も先生と同じように思ってたりするかもしれません。
私はすご~く背伸びをしたつもりだったのですが、それが全然背伸びになっていなくて、
目標設定が低すぎると言われました。
いや、今年の発表会の曲も私なりに、背伸びしたんですよ。
何を背伸びしたかと言うと、今までトリルの入っている曲をずっと避けてきたんです。
でも、このままだと、弾ける曲を狭めてしまうから、トリルある曲にしたんです。
今年の発表会の曲を選ぶときも、もう一つ弾きたい曲があったのですが、たった1拍だけ、難しそうな部分があったので、やめてしまいました。
ちょっとでもできなさそうな部分が出てくると、挑戦する前に、排除してしまうんです。
そのことを先生に話したら、もったいないって言われてしまいました。
そんなことをゆったりと話したり、普通のレッスンに戻ったりを何度か繰り返してて、
ふと、思ったんです。
私はたくさん練習できるから、今は弾けないものも弾けるようになるはずって、何で思わなかったんだろう?
片手での練習も、何回も繰り返して弾くのも全然嫌じゃない。
長い時間練習するのも好き。
いつから、練習してもできるようにならないって、思い込んでしまったのだろう?
自分ができないと思っているから練習できたという側面はあるけど、多分、マイナスの方向に自分を引っ張ってしまって損している部分の方が大きいと思う。
あれ?前にもこんなことブログに書いていたかもしれないけど。
でも、いいんだ。今日、改めて気付けたから。
私、これからどんな曲を弾いていくんだろう?
簡単だどきれいな曲も好きだから、そういう曲ももちろん弾いていくけど・・・、例えば、次のピアノWeb発表会とか、今の私がどんな曲を選ぶのか想像がつかない。