12月のまん中ぐらいに、心も体も崩壊しました。
家でも仕事でも、自分を二の次にしてしまうことが続き、これ以上家族のことを考えられないっていう時に、父とぶつかりました。
そして、抑えていた感情が溢れ絶叫しました。
疲れがたまっていたこともあり、そこから体調がどんどん崩れていきました。
寝ても寝ても疲れがとれず、体がアレルギー体質に傾いてしまい、ちょっと乾燥した部屋にいると鼻がつまったり、寒暖差がある所に行くと咳が出たり。
食欲もなくなってしまい、冷たい物、魚、お菓子全般、油で焼いた肉、パンが特に嫌で食べませんでした。
食べられた物といえば、スープとご飯。それを、今までの半分ぐらいの量を食べていました。
何もする気になれず、仕事は短時間パートだからそれだけは何とか行って、後は寝続けていました。
ピアノのレッスンも2週続けて休みました。
クリスマスの数日前にやっと食欲が戻り、今は徐々に普通の状態に戻ってきました。
自分の食べた物で体が疲れるのを防ぎたくて、甘いものを制限して、1日にチョコレート1かけだけにしていました。
すると不思議だったのは、貪るように甘いものを欲していた父が、甘いものにあまり興味を示さなくなりました。
もしかして、甘いものに執着していたのは私の方で、父はそれにつられていただけなのかもしれないと思いました。
アレルギーについて調べていて、どれを見ても、食事、睡眠、水分、適度な運動と出てくるので、少し体調が回復したところで、YouTubeをみながらほんの少し体操をしました。
そしたら、今まで掴みにくかった和音が掴みやすくなっていました。
レッスンの時にそのことに気付いて、初めは理由が分からなかったけど、練習もほとんどしてないから、もうそれしか考えられないって思いました。
だいぶ前に御木本さんの本を読んだ時、ピアノを弾くために体をほぐすだけで2時間もかけたら、練習する時間が減っちゃうじゃんって思ったけど、固い体で練習してもできるようにならないなら、その考え方もあながち間違ってないかもと思い直しました。
ピアノを初めて間もない時は、どんな練習の仕方でもやったらやった分だけ上達します。
でも、そのサービスタイムが終わった後は、その時その時で適切な練習を選んでいく必要があります。
長く続けているとモチベーションの維持も難しくなってくるので、わかっちゃいるけど、やる気が起きないといったことも増えてきます。
少し前に、動画を2つ紹介したけれど、あの動画は、寝込んでいて何もする気になれないからスマホみててたまたま見た動画だったんだけど、私にとって意味があるから目の前に出てきたのかもしれない。
たくさん弾くことよりも、動ける体を作ることと、楽譜を読み込む時間を多くとることで、「弾けるから楽しい」が得られる気がしてきました。
2週間ぐらい本当に辛かったけど、いつもと違う状態になったから気付けたことがあって、ピアノに対して今までと違うアプローチの仕方を見つけられたので、ま、いっか。
あ、そうそう、心と体に関して今回学んだことは、自分を犠牲にし過ぎたり抑制し過ぎたら、心と体の両方を壊すってことです。
いつも自分の思う通りには行かないけど、自分の本当の気持ちを打ち消したり、押し殺したら、後で自分に返ってきます。
負の感情も自分の感情には変わりないので、そういう感情があることを自分自身で一旦受け入れないと、自分で自分を救えないと思いました。