モーツァルトのソナタの中に長いトリルが出てきます。
練習していて、うまく弾けなくて、何か特別な弾き方があるのかなと思って、先生にトリルの弾き方が分かりません。って言ったら、
普通と同じように弾くんだよ。って言われました。
絶対に何かあると思っていたので、キョトンとしてしまいました。
あまりにもキョトンとしていたら、音楽辞典で調べてトリルのページを見せてくれました。
そのページには「均一に」と書いてありました。
えっ均一なの?って驚いていたら、均一じゃなかったらどうなると思ってたの?って聞かれてしまいました。
大きさ変えて弾くと思っていました・・・・。
その前に、そもそもトリルの弾き方を聞いてきた生徒はいなかったようで、その時点で笑われ、大きさを変えて弾くと思っていたことで更に笑われてしまいました。
といっても、私も笑っているので、それをネタに2人でずっと笑っていました。
でも、ちゃんとトリルの弾き方・練習のしかたを聞いてきました。
- まず音が鳴っていることが大事。
- 始めは音が鳴っている状態を理解するために、しっかり鍵盤を下して(底まで下すと表現されることも多い。)弾く
- 音がしっかり鳴っていて、均一になるようにる
- 均一が出来るようになったら、軽く速くしても均一になるようにする
- 軽くする時は鍵盤の底まで下げない。指先の当たる面積も狭く●が・になるイメージで
ソナチネから、ソナタになったら、今までの弾き方が通用しないのを感じました。
ただ、それは先生から言われたのではなく、先生から言われる前に自分で思いました。
今自分で変えたいと思っているのは、「もっと手首が左右に動くようにしたい。もっと指先を上手に使いたい。」です。
多分、他にも変えたらよくなること、いっぱいありそうというのは感じています。
なので、先生から弾き方で何か言われたらラッキーだと思えます。
もし、自分ではできていると思っていて先生に言われたら、きっと「壁」と感じていたと思います。
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