リトピさんの書籍、ざっとですが最後まで読みました。
ブログ、YouTube、Xで今までリトピさんが発信してきたことの集大成のような書籍でした。
文章もリトピさんらしさが溢れていて、親しみやすい文章でした。
本のタイトルは『ピアノにおける「脱力」に悩んだら読む本 -脱「脱力」のススメ-』です。
ピアノを弾く上で「脱力」という言葉はふさわしい言葉ではなく、もっと実態にそった言葉を使うとしたら「適力」になるのではないかといっているのですが、この言葉がもっと広まって、とりあえずで「脱力」って言わないようになるといいなと思いました。
こういう時はこう弾くといったテクニック的なことは書かれていないので、レベルを問わず色んな方の為になる本です。
ただ、理論的に丁寧に説明されているので、物理が極端に苦手な方はちょっと大変かもしれません。
特にどんな方におすすめしたいかといえば、先生に習った通りの弾き方をするとなんか弾きにくかったり、違和感を感じる方におすすめしたいです。
(私がリトピさんの発信するSNSを見始めたのもそれが理由でした。)
(私も)レッスンでは手首から指の使い方を習うことが多いですが、この本を読むとピアノを弾く時に上腕や肩が重要なことがわかってきます。そしてそれが「脱力」→「適力」につながります。
前の記事でも書いたのですが、この書籍、楽天koboで無料で配布しています。
koboのアプリも無料なので、どこにも書かれていない脱力の話88ページが無料で手に入ります。
何で無料なの?と思ったのですが、はじめから無料にするつもりだったとのことです。
で、無料にするために電子書籍になったとのことです。
でも本を読むためには時間がかかります、書かれていることを理解しようと思ったらもっと時間がかかります。
だから、このブログを読んだ方が、もし「脱力」に悩んだ時に、助けになってくれる無料の本があることを知ってもらえたら、私が何度かにわたって記事を書いた意味があるかなと思います。
ちなみに読んでみて私はどうだったかというと、長年の謎が解けました。
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